banner.gif


コラム「マダムの部屋」
 バックナンバー

マダムの部屋
ちょっとちらかってるけど、気にしないでゆっくりしてって!

マダムの部屋-11-
「無菌室な私」

 あけましておめでとうございます!
 「まだむ部屋」コラムを書くのをさぼっている間に、あっという間に新年を迎えてしまった。
そして、ついに明日は後期W杯遠征へ出発する。あらあら。
カナダ、アメリカで行われた前期3戦は、私にとっては本当に収穫あるものとなった。
いろいろと新たに感じたことも多く、書きたい書きたいと思ったのだが、パソコンに向かう余力がなかった。
それだけでなく、最近、電磁波に異様に敏感になっているということもある。
携帯電話のメール、携帯電話、パソコン…など、少し使うだけで、妙な倦怠感をおぼえてしまうため、必要最低限にとどまっている。
前期遠征の最初、私はめちゃくちゃ体調が悪かった。風邪はこじらすわ、胃痛は止まらないわで、とてもつらかった。
疲労とかいろいろと原因は考えられると思うのだが、一つに挙げられるのは食事。
五輪を終え、自分なりにいろいろ反省、分析した結果、今季、新たに実験したことのひとつが食事だったのだが、玄米菜食に近い食事を中心にし、できる限り、無添加系を意識していたためか、ジャンク王国アメリカに行って、異変が起きたらしい。
ある程度は予測していたけれど、思っていた以上にひどかった。少量持っていった日本食でごまかしながら、2週間くらいして、ようやくなじんだ。
振り返ってみれば、身体がある種、無菌室のような状態になっていたと考えられる。
本当の意味でいいからだをつくるために、正しい食事をしたいという思いで取り組んできたのだが、バランスってのは難しいと、つくづく感じた。
現代社会で元気で生きるためには、シンクロしているさまざまな「害ある便利なもの」(ジャンクフード、ファストフード、電磁波などなど)といかに上手につき合うかというところが要求されてくる。
便利なら、地球に、身体にいい影響を与えないとしても、OKになっているものがあふれているから、消費者が賢くなるしかない、といつかも書いたような気がするけど、シビアな目で選択するしかない。
結論としては、今は、とりあえず、おいしいと感じる空気の中で、食べることが、今の自分にとっては一番いいようなので、こだわりすぎないことにした。
ヨーロッパ3戦は、オーストリア(イグルス)、スイス(サンモリッツ)、ドイツ(アルテンベルグ)です。世界選手権にいい感じでつなげられるよう、最低限、怪我なく帰って来たいと思います。

Copyright Eiko Nakayama All rights Reserved.